執筆:株式会社リエア 代表取締役 浦野芳徳(リラクゼーションセラピスト歴19年) カテゴリ:Reairについて・採用基準・品質へのこだわり
| この記事でわかること ・Reairがセラピストに「実務経験10年以上」を採用条件とする理由 ・経験年数が施術力にどう影響するか——10年で変わること ・企業向けサービスならではの「技術以外に必要なもの」 ・実際のセラピスト採用・チェック体制 ・この基準が「お客様にとって何を意味するか」 |
Reairにお問合せいただく企業の担当者から、こんな質問を受けることがあります。「セラピストはどんな方が来てくれるんですか?」「経験はどのくらいある方ですか?」——施術の「質」への不安は、サービスを選ぶ上で当然の疑問です。
Reairでは創業時から「実務経験10年以上のセラピストのみ採用」という基準を設けています。なぜこの基準にしたのか、19年間この仕事を続けてきた代表・浦野が、自分の経験をもとに正直にお話しします。
私自身が19年かけて実感した「年数が変えるもの」
私がこの仕事を始めたのは19歳のときです。当時はスクールで学んだ技術を一生懸命に使うことで精一杯でした。「正しい手技でできているか」「手順を間違えていないか」——頭の中はいつもそのことでいっぱいでした。
それが変わってきたのは、数千人・数万人と施術を重ねるうちのことです。技術を「考えながら使う」のではなく、「体が自然に動く」ようになる。すると初めて、目の前の相手の体の状態・その日のコンディション・どこが本当に疲れているかに、集中して気づけるようになりました。
| 「技術は最初の数年で「形」を覚える。でも本当に使えるようになるのは、何千人もの体と向き合った後だと思います。そこから先は、経験でしか積めない感覚です。」 ── 代表取締役 浦野芳徳 |
これはどんな職人仕事にも共通することだと思います。料理人・職人・医師——どの世界でも「年数」は単なる在籍期間ではなく、対応できるパターンの蓄積であり、判断力の成熟です。
経験10年で変わる6つのこと
「10年」という基準には根拠があります。私の経験上、10年を超えたセラピストには以下の変化が現れます。
| 体験・経験の積み重ね | 実務10年以上のセラピスト | 経験が浅いセラピスト |
| 施術した体の数 | 数万〜十数万人規模 | 数百〜数千人規模 |
| 体質・年齢による違いの把握 | ◎ 幅広い体質パターンを体感済み | △ パターン認識がまだ少ない |
| 初対面での信頼構築 | ◎ コミュニケーションが自然・安心感がある | △ 会話・雰囲気づくりに慣れていない場合も |
| 「今日の状態」への対応力 | ◎ 柔軟に施術内容を調整できる | △ マニュアル通りになりやすい |
| 企業訪問への対応 | ◎ 場の読み方・段取りが身についている | △ 初めての環境に戸惑うことがある |
| 施術後の体感(お客様) | 「体が変わった」という実感を得やすい | 効果にバラツキが出やすい |
特に重要なのは「今日の状態への対応力」です。同じお客様でも、月によって体の状態は全く違います。前回は肩が一番つらかった方が、今回は腰の方が深刻なケースもあります。経験の浅いセラピストはメニュー通りに施術しますが、10年以上の経験者はその都度「今日は何を優先すべきか」を感じながら判断できます。
企業向けサービスには「技術以外のもの」が必要
一般のリラクゼーションサロンと、企業へ出張する法人向けサービスでは、セラピストに求められるものが大きく異なります。
| ① | オフィスという「非日常の環境」でも安心感を出せる サロンは施術のために整えられた空間です。しかし出張先は会議室・フリースペース・休憩室——施術に特化していない環境です。初対面のお客様が「ここで受けて大丈夫かな」と感じる場所で、すぐに安心感を提供できるかどうか。これは経験が浅いうちは難しく、多くの「場」を経験した人間にしかできないことです。 |
| ② | 会社の文化・雰囲気を読んで立ち振る舞える 「厳格な雰囲気の会議室で施術するとき」と「カジュアルなIT企業のオフィスで施術するとき」では、コミュニケーションのトーンも、施術の入り方も変わります。この「場の読み方」は技術とは別の能力で、多くの職場・業種を経験してきたセラピストにしか身につかないものです。 |
| ③ | 「初めての人」を迅速にリラックスさせられる 多くのお客様は初対面のセラピストに施術してもらうことに、最初は緊張しています。この緊張を短い時間でほぐし、副交感神経が優位になるリラックス状態へ導けるかどうか——これも経験の積み重ねです。会話の入り方・最初の触れ方・圧のかけ始め方、すべてに「初対面の緊張をほぐす技術」が含まれています。 |
| ④ | プロとしての自信が「信頼感」として伝わる これは言語化が難しいのですが、10年以上の経験者には「プロとしての自信」があります。お客様はその自信を、施術が始まった瞬間に感じ取ります。逆に経験が浅いと、技術があっても「本当にほぐれるのかな」という不安がお客様に伝わってしまう。企業に訪問し、複数の社員に施術するという仕事では、この信頼感の有無が満足度に大きく影響します。 |
実際のReairのセラピスト採用・チェック体制
「実務経験10年以上」はあくまでスタートラインです。採用時・稼働前には以下のチェックを行っています。
| STEP 1 | 書類選考——実務経験年数・在籍施設の確認 経歴詐称のリスクを排除するため、前職・在籍スタジオ等の確認を行います。 |
| STEP 2 | 実技チェック——実際に施術を受けて技術を確認 書類上の年数ではなく、「実際の手技・圧の質・コミュニケーション」を代表または経験者が直接受けて評価します。 |
| STEP 3 | 企業訪問の場での振る舞い確認 実際のオフィス環境でどう立ち振る舞えるかを確認します。「サロンで上手い」と「職場で信頼される」は別の話です。 |
| STEP 4 | 継続的なフィードバック収集 稼働後もお客様からのアンケート・担当者からのフィードバックを収集し、基準を継続的に確認します。 |
この体制を整えるのは「管理が厳しい」ということではなく、「信頼できないセラピストをお客様のもとに送り出さない」という私自身への誓いです。私がこの仕事を19年続けてきて積み上げてきた信頼を、基準を下げることで台無しにしたくない——それが正直な理由です。
この基準がお客様にとって意味すること
「実務経験10年以上」という基準は、お客様にとって何を意味するのかを整理します。
✅ 初めての訪問でも、すぐに安心感を感じていただける
✅ 「今日の体の状態」に合わせた施術を受けられる(マニュアル通りではない)
✅ 施術後に「体が変わった」という実感を得やすい
✅ 企業・職場という環境でのマナー・対応に安心できる
✅ 継続的にお付き合いいただくことで、体質・コンディションを把握してもらえる
逆に言えば、この基準を設けることによってReairは「募集しても採用できるセラピストが限られる」「常時多くのスタッフを抱えることが難しい」という制約を自ら設けています。それでもこの基準を下げないのは、「質より量」という選択をした瞬間にReairはただのサービス業者になってしまうからです。
| 「私は19年間、一人のセラピストとして現場に立ってきました。その経験があるから、Reairのセラピストに何を求めるべきかがわかります。この基準を持ち続けることが、Reairを選んでくださっているお客様への最低限の約束だと思っています。」 ── 代表取締役 浦野芳徳 |
まとめ
Reairのセラピスト採用基準についてまとめます。
✅ 「実務経験10年以上」という基準は、代表・浦野の19年の経験から導き出した最低ライン
✅ 10年の経験が変えるのは「手技の正確さ」だけでなく「場の読み方・初対面での安心感・今日の状態への対応力」
✅ 企業向けサービスには技術力以外に「オフィス環境への適応力・信頼感の醸成」が必要
✅ 書類選考→実技チェック→現場確認→継続フィードバックの4ステップで質を管理
✅ この基準を下げないことが、Reairを選んでくださるお客様への約束
Reairのサービスを検討いただいている方に、まず無料体験でセラピストの技術を直接確認していただくことをおすすめします。「10年以上の経験」が体感の違いとして現れることを、ぜひ実際に感じてみてください。
| この記事に関連するReairのページ ・無料体験に申込む(技術を直接ご確認いただけます):https://www.reair-refresh.jp/service3 ・リラクゼーションサロンの資格を解説(関連記事):https://www.reair-refresh.jp/blog/relaxation-therapist-certification ・導入事例(セラピストの技術への評価):https://www.reair-refresh.jp/case ・スタッフ募集(Reairのセラピストとして働きたい方へ):https://www.reair-refresh.jp/recruit |
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